講義1(後期開講分) 平成29年度3回目

2017年10月10日。

前回ミスをした、電場Eについての境界条件について、補足を行った後、磁場Hについての境界条件を。当初は、磁場Hについてやって、「それに習って電場Eについては自分でノートの修正をしておいて下さい」の積りだった(倣うではなくて、習って欲しい)。余分なことをやった分だけ、電磁場の境界条件を終了する時刻が遅れた。成分で書いた電磁場の境界条件をやると良かったが、その機会はまたあるでしょう。

その後、電磁場のエネルギー保存則の式へ。ポインティングベクトルが電磁場のエネルギー流束であることの復習に過ぎない。いつも、「私ならでは」と言うことで、保存則の一般形(連続の式)の説明を前置しているが、今回も同様。「連続の式」という術語は出さなかった。

最後に25分位残し、演習を。1名の学生が無難にやってくれた。ただし、ベクトルの内積に関して不完全な表記が含まれていた。他の学生が自分で修正してレポートを書くことを行うことになるので、自主学習を催していて、いいのではないか。その他、細かい補足と「サービス」の補足を行った。輪環の順(カタカナだとサイクリックに)という便利な語をを思い出すといい、など。

やはり、夕方の講義に比べ、疲れていないからいい。