2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

講義2 平成28年度第6回目

2016年6月29日。 第2法則の回目。熱機関の効率、熱力学的温度、クラウジウスの式、エントロピーが内容。熱機関の効率の内容は、カルノーの定理。熱力学的温度はそのものだが、最近は「可逆サイクルに流入および可逆サイクルから流出する熱を温度として用いる…

講義2 平成28年度第5回目

2016年6月24日。 今日は、演習をやってから、熱力学第2法則へ。第2法則が熱力学の魂。カルノーサイクルをやって、熱力学第2法則(「トムソンの原理」と「クラウジウスの原理」まで)、可逆過程を不可逆過程まで。その前に・・・講義開始時に疲労困憊。最低の…

講義2 平成28年度第4回目

2016年6月22日。 熱力学第1法則の2回目(後半)。ジュールの法則、気体の熱容量、相変化に伴う熱量、反応熱、反応熱の温度依存性、理想気体の断熱変化。ジュールの法則は、熱の仕事等量のジュールの実験ではなく、理想気体の内部エネルギーに関するジュール…

講義2 平成28年度第3回目

2016年6月17日。 講義2の3回目。今回と次回で熱力学第1法則。状態量の性質、仕事と熱、熱力学第1法則、準静的過程、エンタルピー、熱容量。第一法則は、エネルギー保存則の拡張に過ぎない、と言う立場で説明している。分子的描像の助けを借りて進める。丁度…

講義2 平成28年度第2回目

2016年6月15日。 平成28年度の講義2の2回目。気体分子運動論、実在気体(ファン・デル・ワールス状態方程式)、実在気体の液化。 まず、前回の補講に出席できなかった学生のための軽い補足。目次を見て、第三法則が第二法則の章の中の一節でしかないことに言…

講義1 平成28年度第16回目

2016年6月10日。 6/8(水)は講義1の16回目、最終回で目標2の試験と目標2の演習の講評のあとに、授業評価アンケートを実施して、終了。もちろん、目標2の試験の採点だけでなく、目標2のレポートの採点も残ってはいるが。 「多忙に付き、授業の対応は後日」との…

講義1 平成28年度第15回目

2016年6月4日。 6/3の午後イチは、講義1の第15回目。後半の目標2の7回目で、異方性媒質中の電磁波(結晶光学)の2回目。この講義の試験前の最後の授業。 ともかく、屈折率楕円体を使って、「光波の伝搬方向aが与えられたときに、二つの固有モードに対する屈…

講義2 平成28年度第1回目

2016年6月3日。 6/3の1-2講時は、講義2の第1回目。補講です。正規のカレンダー(学年暦)では、6/10から開始だが、6/10は所用のため休講。某財団の研究助成金の贈呈式に出席するためで、教員が研究の現場にいることは一長一短だが、最先端に触れることができ…

講義1 平成28年度第14回目

2016年6月1日。 とうとう6月。暦の上では夏。 さて、後半(目標2)の第6回目。第6回と第7回は、異方性媒質中の電磁波。結晶光学と呼ばれることもある内容。7回の講義(+試験1回)の最後の2回にこの内容をやるのは、例年と同じ。回折の後に異方性媒質中の光波…