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講義1 平成27年度15回目

2015年6月3日。

本日は、フレネルの法線方程式に基づいて媒質の光学的異方性に関して分類をした後、屈折率楕円体を用いた方法の説明。そして、偏光素子について講義をして終了。前回も今回の冒頭でも「簡単な結晶学の話をします」と言っておきながら、結局はしなかった。それでいい気もするので、来年度からは結晶学はやらなことにしよう。

一軸性媒質に対してフレネルの法線方程式を変形して解くのは、話がわかりやすくていいと思う。二軸性に関しては、フレネルの法線方程式に基づいた解析は割愛。屈折率楕円体を用いた解析を正の一軸性媒質を例に説明した。「一軸」が視覚的にわかっていいのではないか。二軸性については、原点を通る断面が円になる方向が二つあることを(屈折率楕円体の図から)想像してみて下さい、とした。

偏光素子については、二つの固有偏光を(空間的に)分けないものと分けるもの、という二つの分類から始めた。従来は、主軸に垂直に結晶を切り出したものを考えよう、などという導入を行っていたが、導入の仕方を変えたことで、先に偏光プリズムを終わらせてしまうことができた。従来も、偏光プリズムについては概略しか述べていないが、「時間切れで、概略だけにします」という印象を生じてしまうものだったので。従来やっていたのの影響で、位相板(波長板の方がポピュラーな言い方だと思うし、移送子retarderという語も紹介するところ)のところの導入として、主軸にそって結晶を切り出す、と言ってしまった。途中で、それ以外にも二つの固有偏光の方向が一致する切り出し方・光の入射のさせ方はありますねとコメントしてしまったのは、不細工であった。