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4月から人生の新たな段階に入る君たちへ

一般 教育

2017年3月27日。

私の長男は、1年の浪人の後に第一志望校に合格し、4月から東大生としての生活をスタートさせる。1年前は浪人生の生活のスタートであった。これも人生の大切な一段階であった。現役合格していたら、この一年の間の人間の成長はなかった。

4月からの生活が更にもう1年の浪人となる人、人生の次の段階とならない人もいるだろう。同じ段階に留まっても、それが人生の重要な一期間であることには変わりない。

4月から人生の新たな段階に入る君たちへの言葉は、「惜福」である。

文脈からは、4月からの生活が人生の次の段階とならなかった人のことを思うこころのことになる。そんな短絡的なことに限定しない。長い人生、訪れた福を早々に使い切ってしまわないように。

大学教員からのお節介を加えよう。学業成就の困難さを認識して下さい。

更に私が現在学生委員であることから。大学に入学しておきながら、本来の第一志望校に再挑戦することは立派な選択肢の一つです。その上で、その選択肢を選ばせてくれた、サポートをしてくれている周囲の方のことを忘れてはいけません。

私が大学合格した春に彼岸仏になった祖母

病気 家族

2017年3月26日。

私の祖母が死んだのは、30年以上前のことですが、私が大学に合格した春の彼岸のことでした。脳血栓による脳軟化症が進んでいたので、私の大学合格はどの程度の認識だったか。私の祖父が腸閉塞でギャンブル的な回復手術で一命を取り留めたのは、私の父が高三のときだったと聞いています。

私の長男が東大に合格したことに、私の母は大変喜んでいます。私と同様に、一年待った喜びの日でした。しかし、母は喜びの日の数ヶ月前に脳梗塞で目が不自由になってしまいました。私が心膜炎でギャンブル的なステロイドパルス投与で一命を取り留めたのは、長男が高二になる3月のことでした。

似たような歴史が繰り返しているようです。父の苦労と似たような状況を長男に経験させたわけでした。しかし、すこしづつ状況は改善しながら。父は、家計を支えながら大学に通いました。苦学が祟り、休学もしました。私の長男には、そのような苦学をさせることはないと思います。

息子を通じて親孝行ができました。状況は似ていますが、私の父が私を通じて私の祖母にした親孝行に較べると、伝えた喜びが何倍にもなって返ってきたかどうかが大きく違います。実際に肉声で返ってきたことは、やはり比較できないくらい大きいと思います。私は浪人をしませんでした。長男の場合は一浪しているので、私の母の脳梗塞の後遺症の程度によっては、喜びが肉声で聞けなかった可能性もありました。

子供を通じての親孝行ができて良かった。

東大生の親になれて嬉しい

家族

2017年3月10日。

浪人中の上の息子、東大に合格しました。無事4月になれば、私、東大生の親になります。嬉しい。

3年前に成人スティル病の診断の確定を待たずに治療を開始して貰って、一命を取り留めたからこの日を迎えられた訳です。

とはいえ、「生きてて良かった」という感は少ないです。「一生懸命に生きた」と思うのです。一生懸命に半世紀を生きたんだ、と思います。

半世紀の時間にありがとう。

計算機実習 平成28年度その2の第5回目

教育 研究

2017年2月2日。

もう2月なんですね。1月は、最初の1週がオフに等しいので、早く終ってしまうんですね。2月も、28日しかないので、早く終るんですね。

昨日でジョーンズ計算の計算機実習は終わり。もう一人の担当教員にまた任せてしまった。

実は、英文校閲業者に英文校閲を出したところ、大はずれだったんです。そのために、疲れてしまって、今朝はカミさんに疲れた顔であることを指摘されるはめに。もう一人の担当教員に許してもらって、校閲の結果に対しての質問の書面を作成することをさせてもらいました。

微分という名詞のdifferentialを「differenceの形容」とみなしての英文修正をやるなんて。。。もう一人の担当教員も開いた口がふさがらないという理解でした。

計算機実習 平成28年度その2の第4回目

教育

2017年1月26日。

昨日は、計算機実習の4回目。もう一人の担当者に多くを任せているので、楽。途中、抜け出して測定(研究です)をちょくちょくと -- サンプルの位置を変えて、測定のランを走らせて・・・

本日の朝に、レポート課題の説明のパワーポイントの更新したものを授業のホームページにアップロード。

計算機実習 平成28年度その2の第3回目

教育

2017年1月19日。

昨日は、ジョーンズ計算の計算機実習の3回目。

寒波での航空便のダイヤの乱れを避けるべく、出張を1日後ろにシフトしたので、帰任して即授業。この計算来実習は、助教の先生と二人で担当しているので、遅れるかも知れないとは伝えてあったが、ちょうど開始時刻に計算機室へ入ることになった。2人で担当していると、精神的にものすごく楽。「その1」と「その2」をそれぞれ1人で担当するようにすれば、拘束時間は半分になるが、精神的に楽なのを選択します。それは、担当教員二人とも同意見。

さて、何と!!!二成分のベクトルの内積がわからない学生が! それで、よく電磁気学の系統の授業をクリアできてきたな。マクスウェル方程式は、全く理解が及ばないんじゃないか。TAの院生が家庭教師をやっているので、高校の数学を教えていることを期待して、「TAのお姉さんに教えてもらいなさい、ってところですね」(家庭教師の、とはそれが実情でも言えない)とつぶやいたら、中学生の家庭教師だと。そして、「高校数学の家庭教師をやっていなくたって、(ベクトルの内積なんて)できるレベルですよ」と。それもつぶやきでよかった訳だが、その学生も十分に分かっているようで・・・。

旅程の変更に関しては、出張先での労働時間を聞かれた。びっくり。今まで、実験がうまく行かずに夜遅くまで掛かり、予定では帰途だけの最終日に後片付けや送荷の手配をした報告書を書いても、労度時間を問われたことはなかったので。

計算機実習 平成28年度その2の第2回目

教育

2017年1月12日。

昨日は、計算機実習の平成28年度その2の第2回目でジョーンズ計算法の二回目。ジョーンズ行列の説明。下を向いている学生が多数のなか、それに気付かない振りをして、6割くらい進める。一度休憩を入れましょうか、といいながら、実は下を向いている人に気付かない振りをして進めるの、ちょっと辛かったと漏らす。反応がないので、そのまま進める。応用例のところは、「興味がある」という顔もちらほら。

幾つかミスタイプを発見したので、次回までに修正しなければ。

複屈折は高校でやるんだけど、みんな嫌うところですよ」という、ある先生からのコメントを思い出す次第。新しい複屈折材料の開発、というのを研究紹介のキーワードに入れる希望を述べたときの話。だけれども、液晶ディスプレィの原理のところで目を輝かせる学生いるんだから、いいんじゃないかと思います。