色覚検査

2017年11月12日。

イムリーな話題ですね。

原則廃止の色覚検査 消防実施 | 2017/11/10(金) 14:37 - Yahoo!ニュース

私は、いわゆる赤緑色盲です。私は、色覚検査を実施することには賛成です。「色盲」といっても、色の区別はできます。色相よりも彩度と明度での区別に頼っている色の場合は、しかし頑張る必要があります。色の見え方について、頑張れば見える、とういう答えをするのが典型的です。

印刷技術が発達して、金属に印刷ができるようになり、トイレの男女の標識が銀色に青や赤の絵でされてているものがあります。背景がまぶしいので頑張れなくて、識別できないことが増えました。自分が色盲(最近は色覚特性という言葉が使われるます)だということが認知されれば、トイレの男女を間違えるという社会的生命に危機を及ぼす自体に対して、理解を得易くなります。つまり、痴漢として事務所へ連れて行かれたとき、少なくとも自分が認識していなければ、「背景の銀色がまぶしくて」と言っても、言い訳になってしまいます。

職業についても同様。目が疲れて頑張れなくて、消防士が火事を正確に認識できなかった、医師が出血を正確に認識できなかった、などと言うのは、プロとしては許されない。十分が色覚特性者でることが分かっていれば、この疲れではプロとしての判断に支障が出る、と自分で判断して補助を求めることもできる。

自身が色覚特性を認識することは、生命や身体の危険の回避にも繋がる。周囲の環境がどの場合に信号を見誤るかは認識しておく方がいい。LED信号は識別困難だた、従来のランプのものは識別できる、というのも同様。これには、「LED信号になって見誤ることが多くなった」という感覚に対し、ひとから屁理屈呼ばわりされるのを避ける役にも立つ。

最後に、色覚特性を伝えることは、職場環境配慮義務を受ける方の構えでもある。