講義1(後期開講分) 平成29年度11回目

2017年11月7日。

今日は、目標1の試験。基礎知識を問う類の問題。

試験終了後には、試験の解説を行った。演習については解説するような事項はなかったので、やらなかった。

第1回目の講義で比視感度の話をしている。その延長の話をする。色覚の機構の話。その話の後に、色覚特性に関するアンケートを実施。自分自身がいわゆる「赤緑色盲」なので、講義で緑色の黒板に赤チョークを使わないことがイントロになる。赤の単線は見える。しかし、白と赤の二重性は、二重線に見えない。もちろん、黒板に二重線を書いた私には、色覚特性者であっても見える。近いし、分かっているで。。。アンケートの結果は、ちょっとびっくり。今までは、例えば20%の男子が色覚特性者であれば、4%の女子が色覚特性者であるというように、割合は二乗の関係にあった(統計処理はしていないので、感覚)。日本人の平均ではおよそ男子5%(一つしかないX染色体に因子があれば発現)、女子0.25%(ふたつのX染色体いずれにも因子がなければ発現しない)であるが、母集団依存性は非常に強いようである。この差(比)が見事に崩れている。

話は変わって、9月は背中が痛くて目が疲れて(眼精疲労)、パソコンを見る姿勢に問題があって、腰痛がでていた。背中の痛みはないし、腰痛も軽減している。背中に痛みがないのだから、心臓に負担が掛っている訳ではないだろう。しかし、今日は目の疲れが仕事に支える。導入科目の採点をさっさと終らせて、レポートと試験の採点に移りたい。しかし、はかどらない。