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H29年度新入生研修

2017年4月8日。

今年度の新入生研修は、先日に教員紹介と交流会を済ませているので、プレゼンテーションスキル等の講義等と「ブレインストーミング(BS)とKJ法」の実習の1と2。今のM1の学年が1年生のときに始めたBS&KJ法。最初の年はシラバスに書けなくて、授業のときに学生の合意を取って実施。一昨年度の試行を経て、昨年度から本格的な全学の取り組みとなった。全学の取り組みとなったので、後身に担当を譲る。新入生研修の形のこの取り組みの担当者は、毎年全数入れ替えがこれを推進している組織の方針だったが、きつい言葉で批判し、半数入れ替えとした。私は前年度で終るはずで、今年度の担当者はゼロから授業準備をするはずが、今回の新入生研修が引き継ぎの機会となった。

不思議なことに、5年前はブレインストーミングのルール違反をやるグループが多くあり、「交通整理」を行う教員やTAが必須な状況であったが、年々改善されている。TAの院生はそれを経験しているので、必要ならば交通整理をする積りでいてくれた。ところがその必要は全くなかった。担当者が年々やり方を工夫しているだけでは、TAの数をもっと減らしても問題ないのでは、という程の改善は期待できないはず。年々やり方を工夫するには、半数入れ替えは、非常にいいい。更に改善が期待できる。担当者の工夫以上の改善は、受講生の意識の変化ではないだろうか? 大学入学以前にBS&KJの経験をしている学生が優位な数になっている。卒業生が帰省したときに高校などへフィードバックを返しているのかもしれない。

ブレインストーミングで自由奔放に意見が出てくるのを見るのは、嬉しい。BSのルール無視で貝になってしまったり、肩をすくめたり、肩を怒らせたりする雰囲気だと、担当教員も気が滅入る。自由闊達な雰囲気からは元気をもらえる。

ブレインストーミングのいいところは、人間的な成長があること。大げさな言い方かもしれない。TAの院生はそれを、「議論は論理的に進めるべきだという先入観から、批判を行ってしまったが、(批判をしないで)話を最後まで聞くことを学んだ」と言うように言っていた。話を最後まで聞いてもらえて、人前で話せるようになった、という効果のあった者も。