導入教育/創造科目 平成28年度1ラウンド目第1回

2016年10月15日

昨日の午前中の授業。

本年度から後期に担当してる導入教育/創造科目の名前と実施法が変更に。未定部分が多かったため、TAの手配がない。これが苦しい。それまでの定員50人と異なり、本年度からそのほぼ3倍弱の定員。二つに分けて、1ラウンドと第2ラウンドでやることになる。私は、3回(づつ)担当。

第1回目は、光重合によるゲル化を経験させた。ゲルモノマー水溶液、架橋剤の水溶液、開始剤の水溶液はあらかじめ調製して持参。容器と窒素ボンベと紫外線ランプも。

一番の失敗は、グループ分けについて担当者(教員は私一人、あとは事務員1と擬十職員1)が把握していかったこと。正確に言えば、成り行き上取りまとめをしてくれている教員から、「事務員の方がわかっていると思って、説明なしで電子ファイルを丸投げしった切りでした」と。ま、50音順に分かれましょう・・・で、なんとか。

出席・グループ分けの準備の間にデモ。「1年生の科目だから、大雑把にやります」と、薬品を目分量でビーカーに移し、窒素バブリングをした後に紫外線照射。最初のはうっすらとゲルの幕が浮かぶ状態。次のは80%位ゲル化し、上に液体が少し残る状態。それらを学生の間に回す。

グループでおおよその薬品の分量を相談して決めたあと、各班で実験開始。あらかじめ分かっていたことだが、窒素バブリングがひとつしか同時にできない。そこで待ち行列が発生。そのために、最後のグループはちょうど終了時間に紫外線照射が終了。原料の配合費によりゲルの性状が異なることを、他のグループのものと比較して確認して欲しかったが、不十分であった。ゲル化はビニール袋で行わせたが、他のグループの作成したゲルを教室を退出するときに何人かの学生は触って感触の違いを確かめた。

複数同時に窒素バブリングができるようにY型の分岐を購入すること、小型のメスシリンダーを追加購入すること。これが第2ラウンドの1回目までにやること。