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講義2 平成28年度第16回目

教育

2016年8月3日。

試験です。試験の後に、試験の解説、目標1のレポートに対するコメント、目標2の演習に対する講評、目標2のレポートについてのヒント。うっかり授業評価アンケートを忘れそうに。試験だけ受けて、早退した学生の中に、そのために出席率が60%未満になってしまったものがいたのは、困った。

目標1のレポートについては、問題を解くに当たって、あたりをつける、物理的なイメージを作る、と言ったことを行なうのがいい、ということ。それを行えば、熱力学第一法則のとこの負号のミスは気付くはず。

目標2の演習に付いては、被積分関数の式を一切書くことなく暗算で答えに至った形のものに対し・・・オンサガーというノーベル賞学者がいるんですが、彼の博士論文はレベルが高すぎて審査できなかったと言われています。10年とか20年に一人くらいは、そういう学生はいるんです。今ここにいる学生の8割くらいが、黒板に書いたP=・・・の式を一切書かなくても暗算できるとは到底思えない。もちろん、・・・のところを積分記号とdVの間に書かなくても、P=・・・と書いてあれば、暗算できる人はいると思いますが。試験やその他のレポートから判断すると、それさえも8割ってのは、どうも。

あと、レポートに関し、学位論文はself-containedに書くものであることを認識し、授業のレポートからそれを意識したらいい、と。授業のレポートに関しては、50人について参照を全てたどっていたら、教員の体が持たない、という実情も言う。

目標2のレポートのヒントとしては、部分モル量と化学ポテンシャルの定義式を使う問題であること、「偏微分の順序を変える」というマクスウェル関係式のところの操作を行うことを述べる。