講義1 平成28年度第10回目

2016年5月20日。

5/18は、10回目の講義だが、目標1の試験を実施。目標1の7回目の講義から約2週間おいての試験。教科書を読めば点数の取れる内容。授業中に述べた「ツボ」も少々。丸暗記は無意味で有害ですが、教科書を読むことはメリットがあります。つまり、公式を丸暗記する形だと、記号が違ったり、記法や用語が違った途端に「わかりません」「授業で習ったのと違います」などの反応になり兼ねない訳です。私は、従って、公式に基づいて問題を解く課題は、レポートとして十分な時間を与えることにしています。教科書をじっくり読む。中には、行間が読める学生がいるんですね。読書百遍意自ずから通ず。

試験が終了してから、簡単なコメント。まず、マクスウェル方程式のところの穴埋め問題について。今回は、「私は材料系の教員ですが、第一級陸上無線技術士という通信のプロの資格を持っています。○○工学科だと無線工学の基礎という科目は、単位を取得していれば免除になります。工学の基礎に『電気物理』という分野があり、そこでそのっような穴埋め問題が出ることがあります。」というサービスを。次は、教科書の当該の箇所を開きながらの解説。今回初めて、次の記述が正しければその旨を述べ、間違っていれば誤りを正せ、と言う問題を出題。いいんじゃないかと思う。