新入生に対する導入教育のプレゼン2回目

2016年5月12日。

5/10(火)に続いて2回目の発表会。1回目のグループよりも「慎重」な感じがして良かった。また、原稿を読む発表者も少数いたが、アイコンタクトが失われるようなものはなかった。

最初の二つの発表で「タイムマシン」が出てきたのは、参った。これに関しては、「磁気単極子を見つけたらノーベル賞でしょうが、そんな人生を棒に振るようなことはやめた方がいい」とかつて∇・B = 0に関して「お話」していたことを思い出しました。

「サバイバル体験の授業をカリキュラムに入れたらいい」と言うのは、積極的にカリキュラムについて考えてくれてありがとう、というもの。擬似企業体験の提案もしてくれていましたが、実はインターンシップでそれができるのもあるんです。実際に正規の指導者を付けてサバイバル体験を実施できたら、それは言うことはないでしょう。生兵法は事故に繋がるので、大学教員が研修を受けてその類の授業を行うのはできないですね。学生が「私はこの程度のスキルを持っています」というレベルで、「それなら教員が指導できます」ってのはあり得ますが、それだと課外活動の色彩が強くなると思います。

AI・ロボットに関しては、第1回目に引き続いて出てきました。冒頭に書いた「慎重」さは、このテーマで如実に感じられました。「機械だってエラーを起こす。だけど、人間よりは少ないはずだ。」という見方でなく、「人間の起こすエラーに比べ、機械の起こすエラーの中には、制御不能なものがある。」という意識に、大いに安心した。感情を持たない機械に育児をさせることについて、グループ内で口角泡を飛ばし合ったことが伺えたのは、良かった。ITについていけていない人が既に多数いる指摘があったのも良かった。多様性が保たれていることに安心できた。

今日は、そんなに疲れていないとの認識だったが・・・1日の中で暖かい時間と少し寒い時間があると、やっぱり疲れる。図書館での調べ物は、プレゼンの前に少ししただけ。午前も午後もする積りだったが・・・