新入生に対する導入教育のプレゼン1回目

2016年5月10日。

4/9(土)の新入生研修と4/23(土)の午後に行った新入生に対する導入教育の発表会の一回目。最初のプレゼンは、「収束の度合いが甘い」とコメントせざるを程度のもの。ブレインストーミングで100枚のカードを作って、それを10程度にまとめたなら「ま、いいか」と思って問うたが、30程度のを7-8にまとめたとのこと。二つ目のは、聞いていて楽しかった! 後は、普通かな。

明日の卒研の基礎技術の実験の準備を途中で学生だけに任せて発表会に出たが、超純水装置が不調で「練習だから、水道水で・・・」ってことにし、かなりの落胆でした。気疲弊して帰宅しました。

超純水装置の消耗品、研究費を当てないと、購入するのが少し苦しんです。研究費を当てられなかったテーマは休止するってのは、健全でない。金がなくて、アイディア勝負のオンリーワン研究をする方が創造性に富んでいる。そういう研究=ライフワークをやればいいが、「金を取ってきた者が偉い」って雰囲気があるんで。体力があれば、抗うんですが。

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2016年5月11日の追記:

人工知能のエラーというキーワードがあった。それに関して質問しが、よく伝わらなかった。医療分野でのAIの活用という具体例を描いていたようなので、もう少し的を射た質疑応答になっても良かったのに。人間ならば起こり得ないAIならではのエラー、その逆、共通のものと分類できそうだが・・・という導入で、「将来展望は?」という形の問い掛けをした。が、本来は最初のものの問題に気付いて欲しかった。ところが、真ん中のもの、ないしは最後のものから真ん中への推移という、「バラ色」の例の応答だけで終わってしまった。

成人スティル病の診断が下る前に、主治医の英断でギャンブル的にステロイドのパスル投与を行ってもらい、奇跡的に一命を取り留めた私。AIだったら、そのような英断はできただろうか? ギャンブル的な英断は、AI的にはエラーかもしれない。あるいは、モンテカルロ法的な手法で現れるレアイベントがたまたま当たっただけで、「6σの外」のようなケースなのか?