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講義1 平成28年度第7回目

2016年5月6日。

今日は、グース・ヘンヒェンシフトをやってから、目標1のレポートの出題。その後に偏光について。

前回にエバネッセント波の説明のときに、「マクスウェル方程式ないしは波動方程式の解を求めているんだ」と言うことを思い出して欲しいと言って、波数ベクトルが虚数になった場合に出てくる減衰解も物理的に意味を持っていると説明。それを再度述べる。その後、フレネルの公式をEP,S(r) = ・・・×EP,S(i) の形にして・・・の部分が(α-iβ)/(α+iβ)の形(分子、分母が互いに複素共役)だから、大きさ1の因子であることを説明。分子、分母が互いに複素共役な場合、大きさが1になることは直接確認できるので、やってみて下さい。つまり位相因子だけになるわけですが、ここでは、教科書に従って全反射の際の位相の変化をΦとして、・・・をexp(-iΦ)と表しましょう。exp(-iΦ)=exp(-iΦ/2)/exp(iΦ/2)と変形できるので、exp(iΦ/2)=α+iβ (中略)。で教科書の式となる。うっかり「幾何光学的には、全反射においては境界面で反射されるのではなく、その位相シフトに相当した、少し奥の位置で反射されるように見える」とことを言うのを忘れるところであった。

目標1のレポート問題に締切と提出場所を印刷しなかったのはミス。また、電磁波がTEM波でなかったら、目標1は不合格とすることも印刷しなかったので、口頭で。

偏光の講義は、公開している計算機実習の資料を示してしまう。しかし、ジョーンズベクトルはやる予定はない。偏光楕円率と主軸方位角は、その意味とそれらと電場の振幅と位相差との関係をやってました。後者については、年度によって密度が濃かったり薄かったりですが、計算機実習の資料を公開していることを踏まえて、意図的に薄く(自宅学習を促すように)する。パワーポイントで、電場ベクトル[Ex,Ey]の先端の軌跡がい一般に楕円になること、特別な場合に楕円偏光が直線偏光や円偏光になることを説明。(Ex,Ey)が楕円の方程式の一般形になる計算のヒントは、黒板で。疲れて、括弧を忘れるミス(高校レベルなので、分かるでしょうが)。