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あまり軽きに

家族

2016年5月1日。

2014年の3月に入院、6月に退院でしたが、それ以来、盆正月も連休も帰省はしていません。この連休は、母が来てくれました。体調の都合で実家へ行けなくて、老体にご足労をお掛けして申し訳ない、と言う気持ちです。しかし、母からは「いつ旅行ができなくなるかもしれない、と言う気持ちがあって来る気になったんだ」とのことで、息子が来ないから自分が行くんだ、ってことではないと。分からなくもないが、出不精の私にとっては、やはり「旅行は大変」と思ってしまう。

さて、先日出勤前にジャケットを羽織った私を見て、母が「少し背広の肩幅が大きいんじゃない?」と。筋肉量は、だいぶん回復させた積りでした。特に、太ももは標準よりも多いはずです。そうしないと、膝にリウマチ様の関節症状が出たときに、生活に支障が出るんです。しかし、二週間近く食事が取れないような状態で命を救ってくれた筋肉量には、遠いようです。2年ぶりに見る息子は、背広の肩がぶかぶかだったんでしょう。

子が親を背負って、「あまり軽きに三歩歩めず」ってのは良くあることでしょう。痩せた子の姿に親が泣くのは、更に悲しいことでしょう。それでも、母に仕事に出る私の姿を見せることができたのは、良かった。生還した直ぐの頃は、私の頬はこけて、死に行く父の病床での顔と同じでしたので。2年前は、帰る母を病室から送ったのでしたから。