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Re:「教師の心ない言葉 泣いた娘」

2016年4月16日。

表題は、4月3日(日)の朝日新聞の「声」蘭に投稿された意見のタイトル。その意見自体が、白血病の中学生に対し教師が「吐き気くらいで授業を抜けるのか」と言ったことに対する意見へのレス。かなり遅れてしまったが、私もレスを書き込んでおきます。

4/3の意見の方の娘さんは、膠原病とのこと。私が2014年の3月に救急搬送されて「成人スティル病」という自己免疫疾患(膠原病)の診断名が付いた訳ですが、指のこわばりや関節痛、足がもつれるということはそれ以前にもありました。意味不明にからだに力が入らないこともありました。「もう少し笑顔で学校に来られないのか」とのことがが教師から投げかけられたとのこと。意味不明の脱力状態において、顔の筋肉も脱力してしまう(笑顔を作る元気がない)というのは、よくわかります。

「笑顔を作る元気がない」って、傍から見たら、わがままそのものなんですね。私は、疾病のために学生生活に支障のある学生、特に学生異動の手続に保証人が同行しなけっればならない程度な場合、「私は、わがまま病の典型の一つの膠原病です」と言うことを白状してます。傍から見たら「わがまま病」でも、私はその辛さを実感し、共有できる教員です、という宣言です。

誰でも疲れたら、疲労感や脱力感はある。まさにその通りです。違いは、病人にとっては「週末にゆっくりやすんだら回復するでしょう」というのが、健常者と違って、必ずしも期待できないことです。無理して授業を受けたため、入院に至る可能性もあります。また、膠原病については、1週間寝込んだだけなのに、体力の回復に1ヶ月掛かるというようなこともあります。これは、傍からは「若いのに、何を老人のような!」と言うような、甘えとみなされることもあります。私自身、病院の廊下で一人でスクワット等をやってステロイド筋症を乗り切ろうとしたくらいで、若い積りでしたが、この3月にインフルエンザで1週間寝込んだことからの回復に1ヶ月以上掛かっていることから、「膠原病って、肉体年齢が暦年齢よりも高くなることなんだ」と悟りました。

私からの意見を述べて、終わります。もし、「無理して授業を受ける」様なことをして、後遺症が残るなどの重篤な事態に至った場合、無理を強いた者は大きなこころの傷を負ってしまいます。私は、自分が難病患者であることは、機会があれば積極的に公言するようにしています。「同情を買いたいのか」という言われる方もいますが、そんな偏ったこころの人のことよりも、本来真っ直ぐなこころである(あった)人を大切にしたらいいと思います。