導入教育/創成科目 平成27年度の6回目

2015年11月20日。

今日は、コロイド結晶が反射する光の色からコロイド粒子の粒径を見積もる実験のプレゼン。作年(と一昨年)と同様に、どんな素晴らしい結果を発表してくれるか、わくわくでした。

今回は、コロイド粒子の操作型電子顕微鏡SEM)像だけでなく、動的光散乱(DLS)による粒径分布の結果も資料として渡しました。それは、SEM像に入っているスケールを見誤ることが多かったからです。粒径がログスケールでの分布をうまく読み取れなかったのは仕方ないかも知れません。しかし、スケールバー全体の長さと、補助目盛の長さを間違えて「計算結果と与えられた資料の粒径と一桁異なりました」というのは、なんとも・・・とほほ。

もちろん、その誤りがありながら、「優秀」というのもありました。そのグループ以外は、有効数字の扱いがてんでだめでした。

また、ひょっとして透過で色を見ている(反射の補色を見ている)のかな?という写真を示していたグループがいたのは、少し気掛かりではありました。

TAの大学院生が国際会議で不在で、他の院生が代理で来てくれましたが、その院生が高い評価をしていたことは、嬉しい事でした。

午後は、平成26年度の採択率(件数)が69%の研究助成への申請をインターネット上でしていましたが、会議で中断して帰って来た時刻がちょうど締切の時刻で、ピッタリに締め切られてしまいました。採択率の高さに納得が行きました。