読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

計算機実習 平成27年度その1の3回目と4回目

2015年10月28日。

先週が第3回目で本日が第4回目。第3回目は、学会出張のために助教の先生にお任せ。この回も進度は良かったよう。本日も進度はよい。例年ならば、「これで合格」というところ(もちろん、結果についてのみで、イントロや結論などを含めた点数は不明)まで言ってしまった学生も多数。

イジング模型E=-JΣ<ij>σiσjモンテカルロシミュレーションの実習を行っている。最終課題は、高温相(常磁性相)と低温相(強磁性相)の間の相転移を調べること。高温相(高エネルギーの相)と低温相(低エネルギーの相)の間の相転移を見るため、エネルギーないしはエネルギーの平均<E>とK≡J/kBTの関係を調べる。今までは、時間切れで<E>ではなくて、単一のシミュレーションで(しかも、”時間”平均も取らず)EをKに対してプロットしたものがほとんど。これだと、相転移温度付近ではEのゆらぎが大きく、滑からなエネルギー-逆温度曲線は描けない。本年度は、第4回目でそこまで済ませた学生がいて、<E>について説明を行った(今までも、説明は行っている)。ほとんどは、乱数のシードを変えて複数のシミュレーションを行い、<E>を求めるもので、滑らかか曲線が得られていた。

ホームページにはエネルギーのゆらぎδ(E2)=<(E-<E>)2>と熱容量の関係を通じて、比熱異常からキュリー温度を求めることも記述している。最後の時間には、<E>の話のついでにそれも話している。ひょっとすると、今年は比熱異常を調べる学生が出てくるかも知れない。