講義1 平成27年度8回目

2015年5月8日。

午前中に昨日合成したコロイド分散液の濾過を4年の学生と一緒にやる。それまでの時間(午前前半)には、本日の講義時に返却する演習(目標1の演習)の採点済みコメント付きレポートのコピー作製。

講義は、目標1の試験を行った後、試験の解説と演習についての講評。試験は、偏光に関しての問題が壊滅的。「p偏光・s偏光ってのは、成分の事を言っているのであって、二つの成分の間の関係について、これから『偏光状態』のところで述べる」と前回の講義で前置きしたのにもかかわらず・・・である。

夕方から講義1の単位を落とした学生のために再試験。幾つか問題を出題したが、その知であらかじめ演習問題を渡しておいたところの問題の答案に難あり。積分範囲が[-1,1]の計算が[-a,a]になるような問題の計算の途中を暗算でやりやがって、間違えやがる(問題は、x→x'=x/aと変数変換すれば同じ積分の計算になるものでもあるが、彼にはそんなエレガントなやり方を教えるのは害が多いので、それはならないように指示)。「レポートでは、じっくりやって下さいね」で終る。